今回THINKRはVI(ビジュアルアイデンティティ)を刷新致します。
力強さと鋭さが共存するタイプフェイスは、共闘する仲間達と繋がりを持ちながら不確実な時代に積極的に“先端”に立ち未来を切り拓く、デザインファームとしてのステートメントを示しています。
そして、既存の秩序を良い意味で掻き乱す「挑戦心」と「牽引力」を表現しています。
私達のコーポレートミッション「WE ARE A DRAMATIC DESIGN FIRM.」を具現化する複数のコンテンツスタジオ群の側面を強化しながら、CREATIVE、ARTISTS、IP、XR、INNOVATIONの5つの領域を推進し次世代エンターテインメントにおける「新たなものづくり」のスタンダードを築いていくという私達の強い意志表明でもあります。
そしてVIの刷新と並行して、
令和6年7月26日をもって弊社の親会社であるエイベックス・グループからの独立と併せて、第三者割当増資による資金調達を完了致しました。
THINKRは初の本格的な資金調達により、
エイベックス・グループから独立したことをお知らせします。
今回、弊社は阪急阪神ホールディングス、JAFCO、HIRAC FUND、Makers Fund、Cygames Capital、KDDI Open Innovation Fund、Yostar、千島土地、THIRDWAVEを引受先とした第三者割当増資、並びにりそな銀行からの融資を受け、総額約50億円のシリーズAラウンドの資金調達を実施すると同時に、自己株式取得の方法によりエイベックス・グループが保有するTHINKR株式の取得を行いました。
本件はTHINKR創業以来初となる本格的な資金調達となります。
次世代エンターテインメントで社会の景観を変えるドラマティックデザインファームは次の領域へ。
THINKRは新たな経営体制で更なる成長を目指していきます。
今回調達した約50億円はエイベックス・グループが保有する弊社株式全部の自己株式取得、及び借入金の返済に充当するほか、残額は全て今後の成長資金に充当する方針です。
既存事業領域であるクリエイティブ開発、アーティストマネジメント、バーチャルアーティストプロデュース、オリジナルIP開発、XR LIVE事業に加え、ゲーム、アニメ、メタバース、AI × IP、体験型エンターテインメントなどバーチャル領域で培ったノウハウを最大限活かした「総合的なバーチャルエンターテインメント事業」を今後積極的に仕掛けていきます。
また新たな才能育成に投資していくプロジェクト「THINKR NEXT ARTISTS DEVELOPMENT」も今後立ち上げていく予定です。
そして今後THINKRは単独大株主体制から、複数の新株主の元でより独立した経営を行っていきます。
ここから更に、革新的で世界で闘える次世代エンターテインメントを創る会社となる為に、背水の陣で「第三次創業」を行います。
THINKRは今回の独立を機に、エイベックス・グループ、阪急阪神ホールディングス、新領域株式会社との間で、戦略的提携を推進していきます。
THINKR及びエイベックス・グループは、今後もアーティスト領域を中心とした戦略的提携を行なっていきます。
THINKRのIPの、海外進出を含む様々な活動をパートナーシップにより取り組んでいくほか、今までシナジーのあった各事業分野での事業連携を継続していく予定です。
THINKRの新たな株主の一社となる阪急阪神ホールディングスと「体験型エンターテインメント領域」での戦略的提携を行なっていきます。
両社は過去数年間に渡りメタバースやIP領域での仕事を積み重ねてきました。
この戦略的提携により両社にとってシナジーのある新たなプロジェクト、事業連携を現在検討中です。
THINKRは新領域株式会社と「体験型エンターテインメント領域」での戦略的提携を行なっていきます。なお代表の杉山央氏は弊社のスーパーバイザーとしても参加して頂きます。
杉山央氏プロフィール新領域株式会社 ART+TECHプロデューサー。2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長を経て、2023年「TOKYO NODE」企画責任者として Rhizomatiks、蜷川実花等との体験型展覧会を手掛けアートを通じて都市ブランディング、収益化を実現させた。
2024年新領域株式会社を設立。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027横浜国際園芸博覧会テーマ事業館・展示ディレクターとして、新たな体験づくりと施設プロデュースをする。
祖父は日本画家・杉山寧と建築家・谷口吉郎、伯父は建築家・谷口吉生と小説家・三島由紀夫。
